【感想】トップガン&トップガン マーヴェリック

はじめに

ぶっちゃけ公開前は全く興味のなかった本作…

公開後の周囲の評判がとにかく良かったため気になり、前作と合わせて2作品を一気に視聴してきました。

結論から言うと…超良かった!

 

では、感想に行きましょう。

 

1.王道で熱くなる展開

前作トップガンは1986年…私が産まれる前の作品ということもあり、今更こんな古い映画楽しめるか…?というのが正直な気持ちでした。

しかし蓋を開けてみると、王道なストーリー展開と魅力的な登場人物のおかげで、40年近く経った今でも問題なく楽しめる名作でした…!

 

自分に自信のある主人公が親友の事故死によって挫折…そこから苦悩を乗り越えて戦場である空に戻り活躍する…

物語自体はめちゃくちゃ王道で意外性みたいなのはないんだけど、王道ゆえに「そりゃ盛り上がるよね!」っていう感じで見ていて気持ちが良い…

ハンバーグを食べたい時に、美味しいハンバーグが提供される、そんな映画でした。

 

そしてその思想は続編であるトップガン マーヴェリックでも引き継がれており…物語は相変わらず王道ながら、めちゃくちゃ熱くなる展開で半ば強引に「魅せられ」てしまいました!

 

っていうか、トム・クルーズめっちゃカッコいいやん…これは青春時代とかに見てたら憧れたやろなぁ…

 

2.男の「好き」、全部詰め!

戦闘機、男同士の友情、美女とのロマンス、無謀な挑戦とそれを可能にする努力と才能…もう、男が「好き」な要素がこれでもかというほど詰まっていて、本当に気持ちが良いんですよね。

特にマーヴェリックの後半、敵の最新機と主人公の旧機体の戦闘劇は「この展開を嫌いな男子はおらん!」と自信をもって断言できます。

 

加えて、トップガン マーヴェリックは全作へのリスペクトも多分に含まれていて、前作ファンからの評判が高いのもすごく納得できる完成度でした。

前作を知らなくても楽しめる…でも前作を知っていると200%楽しめる…前作との繋がりの塩梅も丁度いいレベルでした。

 

3.映画館で見る気持ちよさ!

後、本作は戦闘機の迫力を肌で感じることができるため、映画館での鑑賞と非常に相性が良かったです。

エンジンの振動や戦闘機のGを惜しむことなく味わうことができるのは映画館ならではの体験…この感動は映画館だけ!といった宣伝文句に偽りなしの1作でした。

 

私は2時間の物語に没入できるという点でも映画館での鑑賞が好きなのですが、本作のようなアクション映画はその迫力を高める上でも映画館での鑑賞がおススメです。

 

おわりに

総括すると、前作まで見て楽しむ価値が大いにある2本でした!

なんというか、素直に見て良かった…気持ちよく鑑賞を終えられる作品でした。

 

以上!

【感想】グッバイ、ドングリーズ

感想

今回ははじめに~とか終わりに~とか挟まずシンプルに。

なぜなら鑑賞から4か月経過してからこの感想を書いているから!

 

…うん?

なんでそれだけ長い間感想が書けなかったのかも不明だし、月日が経つのが早すぎるのも謎過ぎる。

 

面白かったと言えば面白かったけど、なんというか、「ぶっ刺さる」ことはなかったので感想が書きにくくて時間が過ぎてしまった。

 

個人的に主人公の男子3人組の中で一番好きなのはトト。

田舎の地元じゃ頭が良くても、都会の中では通用しなったその等身大の悩みが、私自身の青春時代の思い出と重なる部分があって、一番感情移入できたと思う。

 

そういう意味では、上記が語られる中盤くらいのシーンが一番好きだったかもしれない。

以降は主人公のロウマとドロップが中心だったので、トトが一番好きになれた自分にはちょっと物足りなく感じてしまったのかも…?

終盤の展開は「ご都合主義」と感じてしまう人もいるらしいけど、私は「奇跡」とかそういう物語も好きなのでアリ寄りのアリ。

 

視聴したのはもう随分と前だけど、全体的に「綺麗」だと思える映画だった。

背景美術はもちろん、悩みを超えていく青春っぽさも含めて、「綺麗」と思える作品。

 

最近は映画が3時間近くあることも多い中、割とコンパクトにまとまっていたのも好印象でした。

 

はい。こんなとこかな~

【感想】ナイトメア・アリー

はじめに

原作である「ナイトメア・アリー 悪夢小路」をギレルモ・デモ・トロ監督が映画化した本作。なんでも原作小説は1946年に出版され、1947年に既に一度映画化されていたようですが…そんな名作小説を現代の技法で再び描き切った傑作…といった感じでした。

 

では、感想に行きましょう。

 

※ここからはやや映画のネタバレを含みますので、注意してください。

 

1.強欲さと傲慢さが身を滅ぼす…教訓に満ちた物語

本作は主人公であるスタンが父親の遺体と自宅を燃やして出奔…流れ着いたカーニバルの一座で読心術を学び、その技術とカリスマ性で富と名声を得るも、更なる富と名声を求めた挙句に失敗、破滅の道を転がり落ちていく…

ストーリーの全体像を大雑把に言ってしまえば以上なのですが、その見せ方が非常に上手い…!

 

序盤は主人公であるスタンが一座で読心術を学び、その才能で街のショーマンとして成功を収めて富と名声を得る「成り上がり」とも言えるストーリーとなっています。

しかしスタンはここで満足せず、周囲の反対を押し切って読心術を使った詐欺ともいえるビジネス(幽霊ショー)に手を出し始めるのですが…この辺りから明らかに雲行きが怪しくなっていきます。

戦争で息子を失った夫婦に「霊の声が聞こえる」と言って近付いたり、更なる富と名声のために「霊の召喚」にも手を出し…そして失敗。逃走の過程で躊躇なく依頼人とボディーガードを殺害します。

そして…実はスタンの父親も、読心術の師であるピートも、スタンが怨みや目的のために殺害していたことが分かり、彼が異常なまでに強欲で傲慢な性格であることが明らかになります。

そして上記の事件をきっかけに彼の人生は一転、妻に愛想を尽かされ、協力者には騙されていたことが判明、富も名声も失って辿り着いたのは…彼が読心術を学んだカーニバルによく似た施設。

そこで彼は、「見世物小屋で獣人(ギーク)にならないか?」という提案をされ、「それが私の宿命です」と皮肉な表情で、自らが欲望に塗れた獣人であることを受け入れて幕が閉じる…

 

この、最後のシーンの演技はすごく心に来るものがありました。この作品の一番の見せ場だと、個人的に思っています。

 

2.抜け出せない、抗えない人の本能

本作のスタンは上記の通りに自らの行いによって破滅の道を歩んでいくわけですが…初めの方は自分なりに「暴力的な父親」を嫌ったり、父親を破滅させた「アルコール」を飲まないようにしていたりと、理性を持って自らを制御しようとしていたんですよね。

 

それが、読心術で成功して街に出たあたりから妻に高圧的になり、幽霊ショーで儲け始めてからはアルコールにも手を出すようになり…成功するにつれ傲慢な本性を現すようになってしまう…本作は「人が成功すると変わってしまう」という一連の流れを、自然丁寧に描いていたと思います。

 

人生の絶頂からどん底に落ちてしまったスタンに対し、どこか他人とは思えない感情を引き起こしてくれたのは、脚本の丁寧さと俳優の演技の妙だと感じました。

 

おわりに

か、感想が書くのが難しい…!

鑑賞時点でいろいろ心に残ることが多くあった本作、私の中では間違いなく名作の一つだと思うのですが、それを上手く文章にするのが非常に難しい一作でした…!!

普段はどちらかというと「アクションどーん!」「CGすげー!」みたいな映画の方が見る機会が多いので、本作のような心を抉って来るような作品の感想を、もっと上手に書けるようになりたいですね。

 

今後も日々精進あるのみ!

 

以上!

【感想】ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス

はじめに

MCUシリーズ&ドクターストレンジの最新作を鑑賞してきました!

スパイダーマンNWHでも出演はしていましたが、ストレンジがメインの映画はかなり久しぶりな気がしますね…!

前作は2017年とのことでしたので、約5年ぶり…!!

 

今回はいつもと変わって、ストーリーを追っていく感じで感想を述べていきます。

それでは、さっそく感想に行きましょう~。

 

 

 

※ここからは映画のネタバレを含みますので、注意してください。

 

1.別世界のストレンジ~使い魔(?)との戦闘

ドクターストレンジの最新CGで描かれるド派手な魔法アクション…良い…!!

って印象を、初っ端から思い出させてくれる冒頭の戦闘シーン!展開のテンポの良さも含めて掴みはバッチリでした!!ぶっちゃけ、単純にアクションシーンで言えばこの冒頭が興奮のピークだったかもしれません(笑)

マルチバースの説明や新キャラであるアメリカの説明などを、めっちゃ良いテンポでしてくれる…この辺、マジで体感時間が短かったです。(好き)

 

2.ワンダとの敵対~寺院での戦闘

この辺りもめっちゃテンポ良かったと、個人的に思ってます。

使い魔(?)を撃退した直後に黒幕の特定…そして決戦かと思わせるような戦闘!

戦闘もガッツリ派手なCGを使ってくれて非常に見ごたえがありました…!

 

惜しむらくは、私が「ワンダ」というキャラに対する思い入れが少なく…正直、誰やったっけコレ?と思ってしまった点ですね。MCUはキャラも多く、インフィニティウォーを鑑賞してからもだいぶ期間が空いてしまっていたので…

後で知りましたが、彼女がメインのスピンオフ「ワンダヴィジョン」の鑑賞しておく…というのが、本作の王道の楽しみ方っぽいですね(未視聴)

ストレンジがワンダ…クリスティーンに恋しているって情報、前から出てましたっけ…?

 

3.マルチバースの旅~ワンダ襲撃

さて、滅茶苦茶テンポの良いシーンを挟んでようやく少し落ち着くシーン。

マルチバースの世界でアメリカの過去を知るなど、交友を深める穏やかなシーンが続きます。

別世界では常識が通用しなかったり、ストレンジがヒーローになっていたりと、「現実との違い」を意識させてくれる展開はけっこう楽しかったです。

 

この後、ドリームウォークと呼ばれる「異なる次元の自分に意識を移す魔法」で追跡してきたワンダと、この世界のアベンジャーズ(?)である秘密組織イルミナティの6人の戦闘シーンとなるのですが…

このイルミナティの6人は様々なマーベル映画やドラマからの出演となっていて、マーベルファンへのサービス全開といった感じの展開でした。

 

このシーンは戦闘も派手で、ワンダの強さを見せつける印象的なシーンだった反面、少し不満もありまして…正直、ファンサービス&盛り上がるはずのイルミナティのメンバーが、自分のようなMCUにわかファンにはイマイチ刺さらなかったです。

ドラマ版まで追えてないので…

 

4.闇落ちストレンジ戦~決着まで

音譜バトル…勃発…!(笑)

この辺りはなんというか、非常に独創的な戦闘シーンでしたね。派手さは抑え目ですが、かなり印象に残る戦闘でした。

異なる次元に取り残されたストレンジが、ダークホールドとドリームウォークを駆使して元のアースに残した自分の死体を利用する…という展開は、「そう来たか!」と思わせてくれるもので非常に良かったです。

 

死体ストレンジはまさにゾンビといった風貌で、ダークヒーロー系が好きな私にはかなり刺さってました。可能なら、もう少し死体ストレンジの戦闘シーンが見たかった…!!

終盤のワンダとの戦闘は精神的な決着となったため、派手さはないものの納得感のあるものだったと思います。

 

おわりに

総じて、「サム・ライミ節」と「ファンサービス」に溢れた本作でした(笑)

ドクターストレンジはCGを全力で使った派手な魔法アクション映画だと思っていたので、まさかこれほどホラーテイストが出てくるとは予想外でした。

 

非常に楽しめたな~と思う一方で、ワンダビジョンや他のMCUドラマを未視聴だったため、一部楽しめきれなかったと感じる点があったことが心残り!

 

今後のMCUもまだまだ続くようなので、楽しみにして自作を待ちたいと思います!

 

以上!

【感想】ファンタスティックビーストとダンブルドアの秘密

はじめに

かの有名なハリーポッターシリーズと世界観を共有するファンタスティックビースト第3弾。様々な魔法生物が登場するところも含めて人気の高いシリーズですが…

 

結論として、元々ハリーポッターが大好きだった私にとって面白い要素も多い反面、少し気になる点も多かった印象でした。

 

では、感想に行きましょう。

 

※ここからはやや映画のネタバレを含みますので、注意してください。

 

1.内容はやや「詰め込み過ぎ」な印象

本作は143分と実に2時間半近い上映時間となっていますが…それでも時間が足りてないと思える要素が多かったです。(クイニーとジェイコブと話とか、もう少し時間かけて欲しかったなーなど)

というのも、そもそも重要な登場人物&要素がめっちゃ多い!メインはダンブルドアとグリンデルバルドの戦いとなりますが、そこにダンブルドア兄弟の話、クイニーとジェイコブの話、政治の話…と、正直よく2時間半に収めたな?というくらい要素が出てくる出てくる。

前作から少し公開期間が開いてしまったことにより忘れている部分もあったため、ちょっと内容に関しては「情報が多い…!」となっていました。

コアなファン向けには良いかもしれませんが、ライトな層(前作をテレビで流し見しただけなど)は少し疲れてしまう印象でした。

 

2.全体的に暗いシーンが多い

上記の「少し疲れた」という印象に拍車をかけるのがこれですね。

まぁ話の内容的にしょうがないのかもしれませんが、画面の明度も、話の内容もどちらも「暗い」シーンがとても多く、ちょっと重めの印象になってます。

ファンタビは魔法動物によるコメディみたいなシーンが好きだったので、思ってたより暗いなーと終始思ってました。

洞窟で魔法生物に合わせて変な動きをするシーンは、画面の明度はともかく内容的にはめっちゃ笑えて良かったです(笑)

ああいうシーンがもう少し欲しかったなーと。

 

3.やっぱり魔法は見ていて楽しい!

ここまで少し問題点を続いてしまいましたが、やはり最新のCGで描かれる魔法や魔法生物は見ているだけで創造を膨らませてくれ、とても楽しむことができました。

 

ホグワーツも登場し、あの「必要の部屋」が再登場…!クィディッチのボールや、怪物的な怪物の本が出てきたときは懐かしさがすごかったです…(笑)

もちろん、ハリーポッターシリーズおなじみのあの曲も聞けます!

ハリーポッターシリーズは私の青春時代にドはまりした作品だったので、もうこれだけで感慨深い感情が湧いてきてしまうんですよね…!

 

正直、これだけでも見る価値があるかと思ってしまうあたり、私もこのシリーズに甘い(笑)

 

おわりに

私は上記のような魔法道具や魔法生物を眺めるのが好きなので、ハリーポッターシリーズも日常:シリアス=7:3くらいの前半の方が好きなんですよね…後半は日常:シリアス=3:7くらいになっちゃうので…

 

正直、ファンタビもシリアスの割合が増えてきてるなー…とちょっと気にしていたり。

ともあれ、全5部作品となるらしいファンタビも3部目となり残り2部。

ここまで来たら最後まで追いたいぞ~と思いながら、次回作を待ちたいと思います!

 

以上!

【感想】モービウス

はじめに

アメコミ…というかマーベルの送るヒーローアクション映画。

事前情報とか特になく見に行ったんだけど、元はスパイダーマンシリーズのヴィランらしく、一応スパイダーマンユニバースシリーズの最新作という扱いになるらしい。

だからエンディングであんなシーンあったんか…ちょっと唐突やなって思っちゃった…

 

では、感想~。

 

※ここからはやや映画のネタバレを含みますので、注意してください。

 

1.CG盛り盛りのアクションはメリハリがあって◎

主人公のマイケル・モービウスは元々難病を患っており、その治療のためにコウモリのDNAを使った危険な人体実験によりコウモリの力を得ることになる…という流れ。

スパイダーマンと異なり、最初はコウモリの力ってなんやねん?って思っていましたが、基本的には「超速移動&パワー」を活かした肉弾戦がメインでした。

そこにコウモリならではの「吸血による強化」や「超音波攻撃」が絡む感じ。

 

正直「超速移動&パワー」はコウモリ関係あるのか…と思わないでもないですが、能力を使った行動時に出る「黒紫の煙」のエフェクトがめっちゃ雰囲気出ててかっこよかったです。

また、超速移動による戦闘が主流なんですが結構な頻度でスローモーションによる演出も入り、戦闘シーンはかなりメリハリが付いていて個人的に◎でした。

惜しむらくは、上述の通り肉弾戦がメインとなりますので派手な技が少ないことでしょうか…一応、最後に大技のようなものがありますが、少し迫力に欠けるかな?有体に言ってしまえば「あまり強く見えない大技」だったので、そこは少し残念でした。

 

とはいえ、全体的にアクションシーンは好印象でした。

 

2.良く言えば王道、悪く言えばありきたりなストーリー

ここは評価が分かれそうなポイントですね。

コウモリの力を得ることによりモービウスは吸血衝動に襲われるようになる…要するに吸血鬼になってしまうのですが、後半の展開は「まぁ吸血鬼ものならこうなるやろな…」って印象の展開でした。

 

親友がモービウスと敵対する経緯も割と見たことがあるような展開だったため、ストーリーに関して「驚き」は特になかったです。普段からアニメや映画によく触れる方であれば、大方が同じような印象になるかな?

まぁ、王道があるからこそ王道以外が輝く…という考えもありますし、王道=ダメってわけではないのでこの辺りは好みでしょう。

 

3.役者の雰囲気/演技はめっちゃ合ってる

あんまり私が役者の演技とかに言及することはないんですが…改めて考えるとこのモービウスという作品、主人公のマイケルの雰囲気/演技はバチっと「吸血鬼」のイメージに合っていて格好良かったです。

 

全体を通して、「イメージが合わない」人物はいなかったように思いますので、そのあたりも含めて作品に入り込みやすい印象はありました。

 

おわりに

さて、今作の感想は以上になりますが、先述の通りモービウスはスパイダーマンヴィランということもあり、今後もスパイダーマンシリーズへの登場が期待されます。

ただ、ヴェノムといいモービウスといい、ヴィラン側を主人公にした作品が続いている現状、単純に「敵」として登場するだけにはならないと思いますが…いったいどうなるのか?スパイダーマンのファンとしては純粋に楽しみですね!

 

以上!

【感想】紅文字(TRPG CoCオフセ)

はじめに

今日は久しぶりにCoCをオフセでプレイ。

GMではなくPLでの参加…そしてGMは自分でも知っている動画投稿者の方ということもあり、非常に勉強になることが多かった…!

いつもGMをすることが多いので、たまにPLをすると気付けることはやっぱり多い。

今回はそんな「気づき」のまとめ回。

 

1.やっぱ3時間くらいがいい

2.そのためには1:3:3:1の選択肢

3.情報はガンガン出せばいい

 

1.やっぱ3時間くらいがいい

これが…俺の結論!

今回のセッションはキャラクリと、プレイ後のエンディングと反省会を含めて14時~18時の4時間。途中10分の休憩を2回。

やっぱりこのくらいが人間の集中力の限界。気持ちよくセッションを終えることができる時間だな…と改めて実感。

オフセでこの時間なので、オンセで同じシナリオを回すと5~6時間くらいになりそうなので、そのあたりは要検討。

 

2.そのためには1:3:3:1の選択肢

導入シーン:行ける場所は1か所。最初から選択肢を広げ過ぎない。

調査シーン①:最初に提示されるエリア。2~3か所が目安。

調査シーン②:調査①で判明する追加の調査個所。こちらも2~3か所。

解決シーン:最終的に辿り着く場所は1か所。ここがぶれると終わらない。

 

これくらいが、まぁある程度コントロールしやすいかな?と。

時間的にも30分、1時間、1時間、30分と区切りを付けやすい。

ゲームなどでもたまにあるが、大体のPLは「選択肢が広すぎると逆に何していいか分からなくなる」というのも往々にしてあることなので、3つくらい選択肢があると気持ちよく悩める。

全部をローラーすると多分時間が足りなくなるので、そこはさりげなくGMからフォローしたい。(1日が終わるなど)

 

以下、詳細。

 

導入シーン

大体、事件が起こったり依頼を受けるシーン。PLによっては「最初にいる場所がバラバラ」だったりするが、それぞれのシーンは軽く流して早めに合流⇒今回のシナリオの方針を説明するのが良いと思う。

大体、最初のシーンの調査や聞き込みで調査シーン①の2~3か所の行先を伝えると良い。

 

調査シーン①

最初に判明した情報から調査に向かう場所。ここでの調査で大体1度くらいボスの気配を感じさせる。調査の中で調査②のエリアを開示。

調査の密度や成否によって②の数が多少変化しても良いが、後述するように「GMはどんどん情報を吐けばよい」と思っているので、なんやかんや最終的には全てのエリアを開示すれば良いと思う。

 

調査シーン②

調査①より核心に迫ったアイテム、情報があるエリア。ここでどれだけ情報を集めるか?アイテムを集めるか?でエンディングが変われば良いんじゃないかな?

選択肢3つのうち、2か所ほど行った時点でエンディングに行けばいいと思う。

 

解決シーン

調査シーンで1~3つの解決策を与えて置いて、1つのエリアに集まる。ここではエリアの選択肢ではなく、解決策の選択肢を3つ与える形。

その中でどの解決策を選ぶかはPL次第…クライマックスシーンでは、強制的に全員1か所に集めて最終決戦に行けばよいと思う。

ここをある程度強制にしないとシナリオが綺麗に締められないと思う。

TRPGは自由なゲームとはいえ、自由過ぎるのもまた難しい。GMが自分のキーパリングに自信があるのであれば、お好きにどうぞという感じ。

 

3.情報はガンガン出せばいい

GMで最も難しく、しかし重要な能力。

技能に失敗?他の技能で代用しろ。プッシュロールや幸運補正を思い出させろ。

PLが気付いていない?急にNPCが話しかけろ。幸運やアイデアロールでも降らせろ。

情報は出し切った上で、選択肢をPLに悩ませればいい。

 

情報が足りない状態で事件が解決する…これもCoCの醍醐味だと思うが、安心してほしい。上記の全てを費やしても、出ない情報は出ない!!!!!(経験談

ただでさえ零す情報は零すし、情報を忘れることも多いし、情報を全部出した上で推理や判断を間違えることがあるんだから、GMは全力で!情報を開示してやれ!(自己暗示)

おわりに

自分でGMをしているときには気付けないことも、PL側からなら気付けることもある。

今回はほとんど「自分のため」のまとめになった。

この有意義な経験を!次のGMに生かしたい!

 

以上!