【感想】RainbowSixExstraction

はじめに

RainbowSixExstraction(レインボーシックスエクストラクション)は俺の大好きなタクティカルFPSであるRainbowSixSiege(通称:虹6)を「ゾンビFPS」にした1作。

ぶっちゃけ全く話題になってないしゲーム自体知らねぇよって人も多いとおもうけど…個人的にはめっちゃ良作FPSだったと思っている。

まぁ虹6信者なので、完全に贔屓目なんだけどね!

 

良かった点、悪かった点は以下の通り。

1.ステルスの緊張感と、打ち合いの爽快感のバランスが良い

2.仲間との協力が必須なタクティカルな一面も

3.ゲーム自体のボリュームは少な目

 

以下、詳細~

 

1.ステルスの緊張感と、打ち合いの爽快感のバランスが良い

ゾンビゲーと言えばとにかく「撃ちまくる」というイメージが強いが、本作はそこに「ステルス」要素が合わさっている。

本作ではプレイヤーを見つけた敵は叫び声を上げ、「近くの敵を集める&ネストを活性化させる」ということを行ってくる。

活性化したネストは一定時間ごとに敵を出現させるため、早く処理しないと大変なことになってしまう。

 

上記のシステムにより、本作は

①偵察用のドローンやオペレーターごとの特殊能力を活用してステルスで敵やネストを可能な限り排除しながらミッション達成を目指す

②敵に見つかった時点で大量の敵が湧き始めるため、ステルス⇒銃撃戦へ

③ミッションが達成済みなら脱出地点へ急ぐ。未達成ならごり押しでミッションを行うか、脱出を判断する

 

という流れがメインとなる。

このバランスが個人的にとても良い。ステルスを上手くやれば、高難易度でも楽にミッションを達成できたり、銃撃戦に自信があればごり押しでもクリアが可能…そして何より、③の脱出か?ミッションか?という判断が、特殊部隊らしくて好きだった。

 

また、クリア目標のミッションもステージごとにランダムで選ばれるため、ミッションによって「ステルスor銃撃戦」の向き不向きが異なる点も面白かった。

 

2.仲間との協力が必須なタクティカルな一面も

各オペレーターごとには特殊能力が設定されており、これによって攻撃寄りか?サポート寄りか?どの敵が得意か?などの向き不向きがある。

また、装備できるサブガジェット(スモークグレネード、スタングレネードなど)によっても向き不向きが出るため、味方のオペレータや装備に合わせて協力することで、より優位にミッションを進めることができる。

 

連携が上手くいかないと簡単なミッションでも失敗してしまうが、連携が上手くいって高難易度のミッションをクリアできた時などの達成感は非常に良かった。

 

また、1プレイごとのプレイ時間も短めなので、失敗しても割と気軽にやり直せるのも良かった。(オペレータが行方不明になるなどのデメリットもあるが…回収自体は非常に簡単)

 

Back4Bloodでも感じたことだが、各プレイヤーの個性を生かして協力し、目標を達成する…というのはこの手のゲームの醍醐味だと本当に思う。

その点をしっかりと押さえられているだけで、楽しめることは間違いない。

 

敵のバリエーションもメチャクチャ多いというわけではないが、1種類1種類が非常に作り込まれており「手触りが良い」と感じさせてくれる。

近接キルを行った際のモーションがキャラごとにしっかりあるのもポイントが高い。

 

3.ゲーム自体のボリュームは少な目

さて、ここまでは良かった点を述べたが、悪かった点も触れておく。

なんといってもボリュームが少ない。

正直、30時間プレイすれば大体の目標は達成してしまうだろう。

一応エンドコンテンツとなりそうな要素もあるにはあるのだが…正直そこまでリプレイ性が高いとは言えず、100時間遊びたくなるような仕掛けはないと言ってしまってようだろう。

 

まぁ…これは個人的な好みの話になってしまうが、最近はこれくらいのボリュームの方がちょうど良いと思ってしまう自分もいるが…人によっては大きなマイナスポイントになるかもしれない。

 

また、宣伝が上手くいっていないのか、日本で知っている人・プレイしている人が非常に少なく、フレンドを誘おうにも敷居が高いというはマイナスポイントとなるだろう。

 

終わりに

総じて「緊張感と爽快感を味わえる丁寧に作り込まれたPvE FPS」といったゲーム。

シージが好きな自分にとっては非常に良いゲームだった。

 

PCゲームパスなどのサブスクリプションでプレイすることもできるため、こちらに加入している方にはぜひフレンドとプレイしてもらいたい。

 

以上!