【感想】劇場版 呪術廻戦 0

はじめに

2022年、初の映画は呪術廻戦でした~!

いやー面白かった!

アニメしか追っていない自分でもしっかり楽しめました!!

 

では、感想に行きましょう。

 

※ここからはやや映画のネタバレを含みますので、注意してください。

 

1.圧倒的な映像美と、キャラが織りなす物語

本作の主人公である乙骨憂太はもちろん、彼を通じて五条悟、禪院真希、狗巻棘についても語られており、それぞれの話が絡み合うことで非常に濃密なストーリーを展開してくれました。

アニメを見終わった時より、一層先輩たちの魅力に気付くことができました。

真希ちゃん、こんなに可愛かったっけ…?(過去が不遇な女性キャラ好き)

 

圧倒的な映像美も相まって、乙骨や五条がすごくカッコよいと感じさせてくれました。

「純愛だよ」のシーンはめっちゃ心に残りましたね…かっこいい…

 

正直、「アニメ版を見たのが少し前&主人公ではなく先輩たちが中心」と聞いて、ちゃんと内容を覚えているかな…?と不安だったのですが、とても丁寧に描写をしてくれいたので全く問題なく楽しむことができました。

 

2.やっぱり「愛」は良い!

もうね、完全に自分の好みなんですが…

「愛」がテーマの作品はやっぱり良いですよね~!!

 

たとえ、愛ほど歪んだ呪いはないと言われても、やっぱり「愛」をテーマにした作品に触れると心が揺さぶれらます。

 

「愛」が必ずしも幸せな結末を生むとは限らないですし、現実では「愛」による悲劇も多くあります。

それでも人が…私が愛の物語を求めてしまうのは、確かに呪いなのかもしれないですね。

人は、愛がなければ生きていけないんだ…!!

 

最終的に、この作品の「愛」の物語は、悲しくもすっきりとする結末となっており、そのあたりも含めて鑑賞後に良い気持ちになることができました。

 

3.ちょっと気になった点

さて、ここまで作品の良かった点を挙げてましたが、2点だけ気になった点を。

・「声優の印象が強すぎる」

・「成長と恋に落ちる過程はあまり描かれない」

 

・「声優の印象が強すぎる」

いや、やっぱりシンジ君が頭をちらつく…(笑)

あんまりアニメや映画で、いわゆる「中の人」を意識しない(というかできない)タイプの人間なのですが、キャラクター性が近いこともありこればっかりは…!

「死んじゃだめだ…!死んじゃだめだ…!」のシーンで「逃げちゃだめだ…!逃げちゃだめだ…!」がよぎった人は多いのではないでしょうか?

 

声が合っていないとは全く思いませんが、声に慣れる後半まではどうしてもシンジ君が定期的に脳裏に現れてしまって、お話に集中しにくい部分はありました(笑)

 

・「成長と恋に落ちる過程はあまり描かれない」

まぁ、これは重箱の隅を突つくようなレベルなんですが…

「乙骨がなぜ(呪力以外も)強いのか?」「折本里香はなぜ乙骨をあれほど愛したのか?」の説明が映画内では少なかった気がします。

 

禪院真希が敵わなかった夏油に、呪力だけでなく近接戦でも肉薄していたのが初見では「?」でした。(稽古をつけてもらっていたのも1年足らずなので…)

鑑賞後にしばらく考えて、「もしかして、乙骨の模倣って術式だけじゃない?」と思っています。(シン陰流の模倣)

作中では明言されていないので、単純に「才能」かもしれませんが…

 

また、折本里香が乙骨を愛した理由については、帰宅後に少し検索してみるとかなり色々な情報が出てきました。(両親との関係など)

映画は時間が限られているため削られたのだと思いますが、「愛」をテーマにした作品であればもう少しこの部分に時間が割いて欲しかった…!というのが正直な感想です。

 

おわりに

総括すると、非常に良いアニメ映画だったと思います。

ジャンプアニメらしくすっきりと、迫力のあるアニメを楽しめて2022年の良いスタートダッシュになりました!!

 

以上!